手続きの流れはこんな感じですね。 多くの社会保険の書類と異なり、 退職者に内容を確認してもらって氏名と印鑑を押してもらう必要があります。 このため、会社によっては退職日までに給料の計算を行い、退職者に署名押印を終わった上で退職日をむかえ、退職日の翌日に急いでハローワークへ提出、退職者へ郵送するという会社もあります。 失業給付金が振込まれるのはいつ?
色々面倒なイメージのある離職証明書、離職票について、記入例などとともに書き方、注意点をまとめてみたいと思います。 離職票(離職証明書)とは 離職票とは、会社を辞めた退職者が 失業保険をもらうときの計算のもとになる書類 です。 そのため、 この離職票をもとに失業給付の金額が決まり支給がされる ので、とても大切な書類となっています。 離職票には-1、-2の二種類があり、ここでは、-2について触れていきたいと思います。 (離職票-1は、喪失届を提出すると発行されます。書き方はこちら↓↓) 写真のイメージとしてはこんなんです。 この離職票-2(離職証明書)は3枚1組で複写方式です。 3枚ともセットでハローワークへ提出する必要があります。 1枚目は、 ハローワークへ提出した後の事業主控 2枚目は、 離職証明書としてハローワーク側が保管 3枚目は、 離職票-2として事業主を通じて退職者に渡す分 として使われます。 雇用保険、社会保険の手続きについてはこの1冊がオススメです↓↓ 離職票(離職証明書)は必ず発行しないといけないの? 退職者が離職票を求めた場合は、会社は発行する義務があります。 しかし、転職先が決まっている場合などで失業給付金がいらないとか、求められない場合は、離職票の発行は必要ありません。 必ず発行する会社 前職では、正社員が多かったこともありますが、 退職者から言われなくても発行し、ほぼ100%発行してましたね。 毎回発行すると退職後にやり取りをしないメリットはありますが、作成に手間を取られ忙しくなります。 言われてから発行する会社 今の職場は、パート・アルバイトも多いので、退職者から言われないと発行しないスタイルです。 退職者から言われて発行すると、退職者とのやり取りが発生するので、退職者の手元に届くまでに時間がかかるデメリットがあります。 ハローワークから言われることも たまに、退職者がハローワークへお願いして、ハローワークから離職票の発行を依頼されることがあります。 退職者が会社に言いづらいからハローワーク経由で言っているだけで、処理の仕方はいつもと同じです。 (結局、退職者の署名の欄も必要なので、会社は退職者に連絡しないとだめなのですが、、、) 離職票(離職証明書)はいつまでに発行しないといけないの? 退職後10日前後までに、郵送などの方法で退職者の手元に届くように手配しなくてはなりません。 離職票(離職証明書)の手続きの流れ、どのタイミングで行うか?
離職票・離職証明書の書き方:取得方法 まずは、用紙の取得方法をおさらいしておきましょう。 離職票を発行するためには、企業からハローワークへ「雇用保険被保険者離職証明書(以下、離職証明書)」を提出しなければなりません。退職者の雇用保険脱退にかかる「雇用保険被保険者資格喪失届」も、同時に提出するのがベストです。 ただ、雇用保険被保険者資格喪失届はインターネット上で用紙をダウンロードすることが可能ですが、離職証明書は直接ハローワークに出向かなければ取得することはできません。これは、離職証明書が「複写式」であるということが関係していることでしょう。 離職証明書は、下記3枚綴りの複写式となっています。 ・1枚目:離職証明書(事業主控) ・2枚目:離職証明書(ハローワーク提出用) ・3枚目:離職票-2 まだ用紙を取得していないという人事担当者は、ハローワークで用紙を取得する、あるいは後述する電子申請を検討しても良いかもしれません。 「離職証明書」の理解を深めたい方は、先に下記記事に目を通しておけば、理解がスムーズに進むはずですよ。 企業からハローワークへ離職証明書の提出が必要になるのはどんな時?概要や提出のフローを解説!