正直にはくじょうしなさい!」。 scene 08 「おかねが でた」 そこへ、お母さんが入ってきました。「ちょっとお父さん、これはなにかしら?」。ゴルフのクラブです。「こんな高級(こうきゅう)なゴルフクラブ、いつかったのよ! ?」。すると、「だから…これは…あれだ…、いつのまにか、さいふから『おかねが でた』んです」とお父さん。「お金がかってに出るわけないでしょ。お父さんが『おかねを だした』んでしょ! 正直(しょうじき)にはくじょうしなさい!」とおこるお母さん。「ちょっとおちついてよ」となだめるナオコですが、「こういうことははっきりしておいたほうがいいのよ!」とお母さんにぎゃくにおこられ、「なによ、せっかくとめてあげようとしてるのに」。 scene 09 「プリンが おなかに はいった」 「だったらいわせてもらうけど、わたしがれいぞうこに入れておいたプリンがなくなってるんですけど!」とナオコ。「三つとも!」といわれ、「だれがたべたんでしょうねえ」とごまかすお母さん。「ごまかさないで。お母さんが『プリンを おなかに いれた』んでしょう! ?」とナオコ。「ちがうわよ。かってに『プリンが おなかに はいった』のよ」とお母さんがいいわけします。「プリンがかってにおなかに入ってくるわけないでしょ。いいわけはやめなさい!」とナオコにいわれ、なにもいえなくなるお母さん。 scene 10 「ワインの ふたが あいた」? そこへ、おじいさんが入ってきました。「お父さんのマグカップをわったのは、ナオコ」。そういわれ、「ごめんなさい、お父さん」とナオコ。「ないしょで高級(こうきゅう)ゴルフクラブをかったのは、お父さん」。そういわれ、「お母さん、すみませんでした」とお父さん。「ナオコのプリンをたべたのは、お母さん」。そういわれ、「ごめんなさい、ナオコ」とお母さん。「わかればよいよい。さて、お父さんがたいせつにしておった『ワインの ふたが あいた』ぞ。さぁ、かんぱいじゃ」とおじいちゃんがいいました。「おじいちゃんが『ワインの ふたを あけた』んでしょ!」。 scene 11 "ことばドリル"にちょうせん! (2) スワ家(け)のみんながやっちゃったことは、どうかくのが正しいのでしょう。ナオコがやっちゃったことは、『マグカップが われた』はまちがい! 『マグカップを わった』が正解(せいかい)!
マジカルなポップ・ミュージックで独自の世界を創る相対性理論。代表曲の「気になるあの娘」の歌詞を丁寧に紐解いて解説いたします。 不思議すぎる「気になるあの娘」 掴みどころのない歌詞に驚く 2010年4月7日発表、 相対性理論 の通算3作目の アルバム 「 シンクロニシティーン 」。 この アルバム に収録された「 気になるあの娘 」について解説いたします。 先進的でマジカルなポップサウンドが印象的な曲です。 歌詞 の方は 相対性理論 らしい 掴みどころがないけれど可愛い印象 が鮮烈でしょう。 主人公が気になって仕方ない「あの娘」について色々とナンセンスな言葉を紡ぎます。 世界各国の都市を描いているのですが最終目的地が分からないスリルがあるのです。 相対性理論 というユニットの不思議なイメージが 歌詞 の特徴にも全快で現れています。 彼らの 代表曲である「気になるあの娘」 を主に 歌詞 の面から分析しましょう。 それでは実際の歌詞を見ていきます。 「気になるあの娘」は普通の娘? 疾走感あふれるサウンドに乗って 気になるあの娘の頭の中は ふつう ふつう わりと普通 出典: 気になるあの娘/作詞:やくしまるえつこ 永井聖一 真部脩一 西浦謙助 作曲:やくしまるえつこ 永井聖一 真部脩一 西浦謙助 疾走感あふれるサウンドが「気にあるあの娘」の特徴です 。 ふわっとした不思議なポップスが多い相対性理論の 楽曲 の中では異色な印象もあります。 聴き続けると中毒性がありますので注意が必要です。 語り手は男子学生 のよう。 彼にとって「気になるあの娘」の 思考の方法はいたってノーマル だと歌われます。 しかしサウンドや やくしまるえつこ のボーカルが不思議系ですので額面通りには受け取れません。 エキセントリックな人があの娘はノーマルな思考だよと話している ようで価値基準からして普通ではない。 またノーマルであることがあたかも「つまらないこと」である印象も受けます。 エッジが立ったサウンドそのままに どこか棘がある歌詞 なのです。 「気になるあの娘」はただ普通に暮らしているだろうお嬢さんなのかもしれません。 歌い出しから「 ?
気になるあの娘 (Ki ni naru ano ko) - 相対性理論 // covered by 長瀬有花 - YouTube
作詞:やくしまるえつこ・永井聖一・真部脩一・西浦謙助 作曲:やくしまるえつこ・永井聖一・真部脩一・西浦謙助 気になるあの娘の頭の中は ふつう ふつう わりと普通 意地悪あの娘は県大会で準優勝 はしゃぎ疲れ眠りこんでいた 気になるあの娘の生きがい 願い 不老 不老 不老不死 意地悪あの娘はインターハイで熱中症 なびく髪に日射しがキラキラ タクシー 飛ばしてよ九龍からニューヨークヘ 恋する心を止めないで もっと沢山の歌詞は ※ サイボーグ・ペーパードライバー 回してハンドル 震える体をあたためて 気になるあの娘の想いは巡る ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる 意地悪あの娘の頭の中は ふつう ふつう わりと普通 タクシー 飛ばしてよ香港からセンター街へ 恋する心が止まらない 最後のF1ドライバー 踏み込んでアクセル 震える体を抱きしめて