那須岳登山案内Ⅰ ~峰の茶屋-茶臼岳-那須ロープウェイ編~ - YouTube
那須岳(茶臼岳)について 栃木県北部に位置する活火山「那須岳(茶臼岳)」は那須連山の主峰であり、日本百名山の一座でもあります。 那須岳の山頂部には噴火口があり、現在もモクモクと火山ガスを噴出しています。 また、7合目から9合目までロープウェイで登ることもでき、登山初心者でも絶景の大パノラマを堪能できます。 ハイキングから本格登山まで楽しむことができる那須岳は四季を通して多くの観光客や登山者が訪れる人気のアウトドアレジャースポットです。 「那須岳(茶臼岳)」の山DATA ・名称:那須岳(茶臼岳) ・所在:栃木県那須郡那須町大字湯本 ・標高:1, 915m ・気温:6月 15°/6°、7月 19°/10°、8月 20°/11°、9月 16°/7° ・紅葉時期:9月下旬~10月上旬 「那須連山」の主な峰 茶臼岳(標高1, 915m)、朝日岳(標高1, 896m)、三本槍岳(標高1, 917m) 一番人気!「峰の茶屋・茶臼岳登山コース」 初めての那須岳登山ならばこちらのコースがお勧めです。 最も利用者の多いコースのひとつで、那須岳の噴煙や絶景を楽しめ、登山道も整備されており初心者でも安心して登山を楽しめます。 とはいえ、2, 000m級の山で岩場も多いため基本的な登山装備の準備が必要です。 登山ルート概要 所要時間:2時間24分、距離:3. 1km 峠の茶屋(鉱山事務所跡)〜峰の茶屋跡〜茶臼岳〜山頂駅(ロープウェイ)〜山麓駅(ロープウェイ) 那須連山登山マップはこちら 那須岳登山口「峠の茶屋(標高1, 462m)」 ロープウェイ乗り場のさらに奥にある駐車場から那須岳に続く登山道入口があります。 この先トイレはありませんので、この駐車場で準備を整え出発しましょう!
東北自動車道那須ICより30分、ボルケーノハイウェイの終点(峠の茶屋駐車場) 2. 秋の紅葉のとき(10月初旬、中旬)は混雑します。 茶臼岳は今も活動する成層火山 那須岳がある那須火山群は、北の二岐山から南の黒尾谷岳まで南北約25kmにおよんでいます。約50万年前ごろに甲子旭岳、40~30万年前に三本槍岳、10~20万年前に朝日岳と南月山がそれぞて噴火活動をしていました。1万年前から現在までは茶臼岳が活動しています。現在の山頂を作る茶臼溶岩ドームが生まれたのは室町時代です。戦後、1953年、1960 年、1963年にも降灰をともなう噴火がありました。 那須岳で義経にあった那須与一 『平家物語』に登場する那須与一(なすのよいち)は那須の出身だと言われています。平安時代末期、源義経(みなもとよしつね)軍に参加し、屋島の戦い(1185年)で、平氏の軍船に掲げられた扇の的を射落とした弓の名人です。那須岳で弓の練習をしていた時、那須温泉神社に来ていた義経に出会って家来になったという伝説が残っています。 那須湯本温泉の近くに有毒ガスが出ている殺生石(せっしょうせき)があります。石になった妖怪の狐を玄翁和尚(げんのうおしょう)が打ち砕いたものだとされています。さて、この玄翁和尚の名からつけられたものがあります。何でしょう。 1. 胃の薬 2. 金槌(かなづち) 玄翁(玄能)和尚が大きな金槌で殺生石を打ち砕いたことから、片面が平らで片面が凸面の金槌を玄能と呼んでいます。九尾の狐(きゅうびのきつね)の化身である玉藻前(たまものまえ)は、鳥羽上皇に取り入りますが、安倍晴明(あべのせいめい)に見破られ、那須野で殺されてしまいます。しかし巨大な毒石に変化し、近づく人間や動物たちの命を奪っていたのです。 3. 減塩醤油 那須岳は強風が吹くことで知られています。さて、大人の人で、風速何メートルぐらいになれば立っていられなくなるでしょうか? 1. 10~15m/s 2. 20~25m/s 風速10~15mで、大人の人が傘がさせなくなります。15~20mで、風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出ます。20~25mで何かにつかまっていないと立っていられなくなります。那須ロープウェイも風速20mぐらいで運休します。那須での遭難者の10%が強風によるものです。 3. 30~35m/s 那須岳情報 那須町役場 Tel.