ボンネットやルーフのような ガッツリの傷がない のも救いです。 仮に 洗車を洗車機 で行われていたとしたら、 このように、 写真で見えるようなレベルの傷はほとんどつきません が、 細かな傷は多くはいります 、その結果 艶は引けて見える 可能性は高まります。 但し、その場合は磨きは 01スタンダード磨きコースでも対応可能 ですから、その選択は微妙なところではあるでしょう? 上記した状態から、 02スタンダード磨きコース にしていたおかげで、 傷の処理は完璧 ! やはり思うのは、手洗いの良し悪し? ボンネットの 鳥糞を強引に擦り取ってつけてしまった傷はやはり全く駄目 ・・・ 却って 周りの状態がよく なってしまい、 曇りもなくなった ので 磨き取れない傷が目立つ ようになったかも? 予算さえご都合が付きスポット磨きを行う事が出来れば、この様な傷残りもしないで仕上げることが可能だったことが心残りです・・・ 結局は、 正しい管理方法やトラブル対処の方法を間違えている(不注意) ことから、このようなことになってきていますので、今まで御自身では当たり前の方法と思っていたことも、本当にそれでいいのか? 実は傷めているだけではないのか? 等、 思い込みから一歩踏み出して考えてみたほうが良い でしょう。 Mercedes-Benz メルセデスベンツ A180(176042) コーティング終了 深いダメージ部分は残ったまま となってしまったのは心残りではありますが、 全体的印象からすれば完全リセット されたと言ってもいいでしょう! お引き取りに見合えられた際のご感想も、 「また新車になったようで嬉しい!」 と、 ご夫婦ともに御満足 いただけたようです。 今回施工のコーティング剤は、 旦那様のベンツで施工 いたしました、 "G'ZOXハイドロフィニッシュ" ですが、今回もご指定いただきましたのは、 使用感想が良好 だったのでしょう! このお車は新車時ヤナセのミラーフィニッシュ(親水性)を施行されていますので、今回施工のハイドロフィニッシュの疎水・滑水との機能性の違いはどのようにお感じになられるのか? 私の予想では、 雨天の時の印象は確実にこのハイドロフィニッシュのほうに好感 をもたれると思います。 やはり水がベターとなるよりは、 弾かれている方が見た感じは良い ですからねー 但し、同じ弾きでも、撥水と違い水滴がまとまり川のように流れてくれるので、 水染みができにくいのが疎水・滑水の利点 ですので、そこの価値にも気がついて頂けることでしょう。 但し、ハイドロフィニッシュは完全な一膜性コーティングではなく、トップコートにより強い疎水・滑水を実現していますので、 施工初期は非常に強い機能性 を示しますが、 機能低下曲線が強い のも特徴です・・・ その為、 専用のメインテナンスキット が別売とはなりますが用意されていて、 基本的にはセルフメインテナンスにて機能復活 できるようになっています。 本来は、 メーカー的には 1年ごとの有償メインテナンスにて5年間までの保証継承が可能 という事に設定されておりますが、弊社ではこの巷のほとんどのコーティングで縛りとしている、 有償メインテナンスに疑問 を持っていますので、弊社におけるハイドロフィニッシュには、 この 有償メインテナンスの縛りは設定しておりません !
露天駐車車両ではありますが、 洗車時の拭き上げ遅れによる 水染みは玉としては残っていません が、コーティング被膜全体に斑まではないですが 曇り のようになり、 クリアーまで到達 している感じです・・・ それと、 傷量的にも丁度適正な研磨程度 だったようです! 但し、→↑に写し出されているような 集中してある線傷の束 ・・・ ボンネットに似たようなレベルで 3か所ほど存在 していますが、 これは 今回の磨きでは100%除去は不能 。 スポット磨きが必要 ですが、先にも記述したように内容決定がなされてしまっているために、追加でスポット磨きを行って除去、 という訳にはまいりませんので 目をつぶるしかありません ・・・ この傷、 鳥糞か虫糞 など、 放置することで 強固に附着した汚れを無理やり擦り落そうとした ことから付いてしまったものでしょう・・・ 特に 鳥糞 の場合は、 糞の中に砂や砂利が含まれています ので、強引に擦り落そうとすれば、 砂や砂利を擦り込んでいることと同じ行為 となってしまいます。 やってしまわれましたねー という感じ・・・ ルーフにもがっり横方向に 端から端までレベルで3本ほど深い線傷 が・・・ 然し、オーナー様は、 「この傷全く心当たりないんだよねー」 とのことでしたが、 傷の状態から判断して、積雪時に スキージーのようなもので雪下ろし をされて付けられたのは確実・・・ 恐らく、スキージーの ラバーに氷が付着 していたか、 ラバー自体が相当傷んでいた のではないか? と、思われます。 中には、 雪かき用スコップでルーフの雪下ろし してしまう方までいらっしゃいますからねー 逆にこのように人為的に雪を下すより、積雪前の状態で車が汚れていない場合は、 走行中の自然落下のほうが傷は入らない かも? 但し、 落下した雪で視界を遮られて事故 につながる可能性もありますから、 危険 です・・・ 私も過去に、たばこ吸うためにサンルーフをチルトしていて急ブレーキを踏んでしまい、その勢いで ルーフの雪が総て車内になだれ落ちてきた ことがあり、前は見えなくなるは、車内は雪だらけになるは、当然服はびしょ濡れとなってしまったことがありました・・・ これは、 究極の馬鹿 と言える行為です。 やはり、この傷もボンネットの傷と同じで、 通常磨きの範疇では除去は不能 ・・・ スポット磨きが必要 ですが、追加施工は無しですので、 スルー となってしまいます。 側面もそれなりに傷 は入っていますが、 手洗い洗車オンリーとしては少ない方 でしょう!
これは、 高圧スプレー の場合圧力で 付着初期の鉄粉であれば飛ばすことが可能 ですし、 洗車機 の場合は一定の摩擦力で手洗いよりは 多い摩擦回数 のおかげで、付着鉄粉が除去されやすくなります。 洗車の方法は、一長一短で使用頻度や管理環境や洗車頻度などにもより適正な方法は変わってきますし、特に手洗いの場合はその技術や洗車環境・道具によって大きな差が生まれてしまいますので、個々によりどのような洗車が一番適しているのかは判断が変わってきます。 さて、あなたの洗車方法は、本当に車のためになる方法を行われているのでしょうか? 多くのお客様のお車を見る中で、大半のオーナー様は 勘違い洗車 をされてる・・・ 少なくとも、断言できるのは、 GSでの手洗い洗車は車を傷めているだけ なことは確実。 考え方の違いはあるかもしれませんが、私なら GSで洗車するなら洗車機 しか選択肢はありません! ベンツ伝統のポーラーシルバー、いわゆるベンツのレーシングカーを象徴するのがシルバーのボデイ色ですが、こうなった逸話は意外な話ではあります。 第二次大戦前の現在でいうところのF1レースにおいて、車体重量違反により出走が出来なくなってしまうのを避けるために、塗装をはがしアルミ地にして出走したところ優勝! これよりシルバー・アローとして、ベンツのスポーツカーやレーシングカーを象徴する色となったそうですが、その当時の逸話を知ってか知らずか、 今でも 他社に比べ圧倒的にシルバーを選ばれるオーナー様が多い です。 国産車ですと、シルバー系のボディ色は "爺臭い" 的に 敬遠 されがちですが、ベンツにおいてはこのような逸話とは関係なく、 爺臭さは微塵も感じさせません ! これ、 塗装色の微妙な配合の違い もあるでしょうが、 ボディデザインの微妙な違い も相当影響しているでしょう。 どのシルバーも比較的同じ特性を持っておりますが、 他色に比べ 傷が見えにくく且つ汚れも目立ちにくい のは、シルバーボディの大きな利点でしょう! とはいえ、実際お車を拝見してみると、 照明を当ててしまうと かなりの傷に覆われてはいます ・・・ 然し、これ弊社のお客様方のお車と比較しての話で、 一般的なお車と比較すれば傷は少ない でしょう! 今回、施工内容はお車を拝見する前に決定しておかなければならない事情があり、事前に見込みで施工内容を決定しておりましたが、女性がお乗りであることと、社用車として毎日お使いとのことで、 "02スタンダード磨きコース" と設定しておきました。 が、現車拝見して 正解と言える選択 でした!